Elecom のマウス EX-G M-XG3DLBK を分解してみた
Elecom のマウス EX-G M-XG3DLBK の調子が悪いので、捨てる前に分解してみました。 このマウスはゲーミング用を謳っていて、センサーの位置が人差し指の近くにある、フィット感が良いなど、機械的には良い設計のマウスなのですが、電池持ちが悪いなど電気的には微妙な出来です。 数年我慢して使っていましたが、ついにホイールが逆方向に回りだす不具合が出始めたので、残念ながら捨てることにしました。
すべてのソールを剥がすと、5箇所ネジが隠れているので外します。Y字の特殊ネジ (2.5) ですので専用のドライバーが必要です。
ネジを外すと、上半分を持ち上げるだけで簡単に分解できます。 メイン基板には "EL009MR TOG VER3" と印字されていました。 サイドスイッチが付いているサブ基板には "EL009MR VB" と印字されていました。 調子の悪いホイールは、ロータリーエンコーダーがハーネスで接続されている以外は完全に浮いた構造になっていて、ケースとスイッチに挟まれることで位置を保持しているようです。 ロータリーエンコーダーを交換すれば直るかもしれませんが、部品が見つかるかもわからないし、ハーネスを空中配線する手間を掛けてまで直す意義が見いだせません……。 ということで満足したので、心置き無く捨てることにします。